キクスイカミキリ

キクスイカミキリ
Phytoecia rufiventris

観察時期:4月,5月
むしむし度:**

その名の通り、キク科植物をホストとするカミキリムシ。
キク愛好家にとっては忌み嫌うべき存在だろう。
胸部の赤い紋が特徴的。
山間部、河川敷など、ヨモギなどのキク科植物を根気よく探すと見つけられる。


シオヤトンボ

シオヤトンボ
Orthetrum japonicum

観察時期:4月,5月
むしむし度:**

早春のトンボ一番手。
シオカラトンボに非常によく似ているが、翅の縁紋が本種は淡色なのに対してシオカラトンボは黒である。
また、春先であればほぼ確実に本種だ。5月以降はシオカラトンボと競合する。
人には敏感で、少し近づいただけでも逃げてしまう。
山間部、林縁部の池や川、止水域に多い。


今日のむしむし210523

今日のむしむし210523
今日のむしむし210523
今日のむしむし210523

はるばる来たで大原やで。
年二回春と秋には来るようにしている。遠いしね。
今年は早くも梅雨入りでボツかなと思ったけど昼からめっちゃ晴れた。
しかし前日の貴船の勢いが凄すぎて大原は若干すぼみ気味。
でもまあ撮れるものは撮ったのでよかったよかった。
ここはトイレ事情をなんとかせんといかんな。毎年悩まされる。
大原のいつもの昼飯はこちら。

今日のむしむし210523
今日のむしむし210523

この栃餅がうまいのよ。
去年間違えてあん無しを買ってしまって往生したわい(しかも5個入り)。
秋はもうちょっと気合いれよっと。


今日のむしむし(*は初見)
アサマイチモンジ
モントビヒメシャク
ヒメゴマダラオトシブミ
キクスイカミキリ
マエキヒメシャク*
ヤマサナエ
ニホンカワトンボ
エグリトラカミキリ
ミスジツマキリエダシャク*
セブトエダシャク*
ハッカハムシの幼虫
コチャバネセセリ*
アシナガオトシブミ
ホソミオツネントンボ
カラスアゲハ
ダイミョウセセリ
クロセセリ
ミヤマカワトンボ
ヒメビロウドコガネ
ソーンダースチビタマムシ
オオヒラタシデムシ
クワゴの幼虫*
クシヒゲホシオビコケガ*

今日のむしむし210522

今日のむしむし210522

もう諦めていた5月の梅雨入り、週末はなんとか天気がもってくれた。
喜び勇んで貴船まで。
残念ながら昼から雨になったが、午前中でもうえらい撮れ具合。
このルートこんなに撮れたっけな。
月イチレギュラー化決定である。
駅で帰り支度をしていると、レッグガードの裏にヤマビルが。

閲覧注意!

今日のむしむし210522

初めて見たヤマビルに戦々恐々。
マダニ対策で膝下の装甲は厚いので侵入は防いだが、これ普通の装備ならがっつりいかれていたところだ。
梅雨の時期は特に注意が必要だ。
あんまり雨の時期には山行かないから遭遇の確率が低かったのね。


今日のむしむし(*は初見)
クロヒメクビボソジョウカイ
キクスイカミキリ
ケブカトゲアシヒゲボソゾウムシ
クロテンシロヒメシャク*
ヒロバウスアオエダシャク*
キンアリノスアブ
テントウムシダマシの一種*
ゴマダラシロナミシャク*
ツマキリエダシャク
ナカジロナミシャク*
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ
クシヒゲベニボタル
マルムネジョウカイ
カクムネベニボタル
ヒラズネヒゲボソゾウムシ
ヒゲナガルリマルノミハムシ
ヒシバッタ
ヨツボシゴミムシ*
ダビドサナエ
アトモンサビカミキリ
ソーンダースチビタマムシ*
ナミテントウ
トゲナナフシの幼虫
クロホシテントウゴミムシダマシ*
ヒトオビアラゲカミキリ
オオツマグロハバチ
アサヒナカワトンボ
サカハチチョウ
ベッコウハナアブ*
スギドクガの幼虫*
ヒメキマダラセセリ
キイロタマノミハムシ*
チビスグリゾウムシ*
ウスクモナミシャク*
クチブトヒゲボソゾウムシ*
アカイロマルノミハムシ
イラクサハマキモドキ?*
クロコブゾウムシ
コロギスの幼虫
フジハムシ
クロバアカサシガメ*
コガタカメノコハムシ*
セスジジョウカイ
クシヒゲホシオビコケガ*
アゲハモドキの幼虫

昼休みのむしむし210518-21

まさかの梅雨入りである。
今年5月に梅雨入りするなど誰が予想しえただろうか。
でもまあ、週末は晴れてくれそうなので何より。
週末晴れさえすりゃ平日ずっと雨でもええで。


昼休みのむしむし
ラミーカミキリ
コガネムシ
セマダラコガネ
モンシロチョウ

ツマキチョウ

ツマキチョウ
Anthocharis scolymus

観察時期:4月,5月
むしむし度:***

早春の白い中型のチョウは、モンシロチョウではなく本種である可能性が高い。
モンシロチョウがふわふわと飛ぶのに比べて、本種は直線的。
オスであれば動体視力のいい人は翅先の黄色い模様が見えるはずだ。
そうでなくても、どこかに停まれば翅裏の緑の網目模様で一目瞭然である。
4月後半以降はモンシロチョウと競合するので、フィールドで見分けるのはやや難しい。
山間部、林縁部であれば市街地でも見られる。



ツマキチョウの蛹

トゲに擬態するかのような蛹は、チョウの蛹にしては非常に珍しい。

今日のむしむし210515

もしかすると5月最後の撮影になるかもしれない。
まさかの梅雨入り(予定)である。
一月近く早い。これを異常気象と言わずに何と言おう。
いつも5月後半に大原へ行くのだが、今年は無理そうだ。
強行しようと思ったがまた雨に降られたら困るのでやめた。
天気だけはどうしようもない。いつものコースでお茶を濁す。
初めて見たハラグロオオテントウにも逃げられ、ショック倍増である。

今日のむしむし210515

アイスがうまいのがせめてもの救いか。


今日のむしむし(*は初見)
クロイトトンボ
キアヤヒメノメイガ
シオヤトンボ
トゲヒシバッタ
ヒメキマワリ
トラフシジミ
チビクワガタ
キイトトンボ
シロシタホタルガの幼虫
フタスジサナエ
アオハナムグリ
モノサシトンボ
オオバコヤガ*
チャイロナガヒラタカメムシ
ウズラカメムシ
キクスイカミキリ
エグリトラカミキリ
アトジロサビカミキリ
シロコブゾウムシ
アカガネハムシダマシ
アカホシテントウ
ヤコンオサムシ*
ハラゲビロウドコガネ*
ナミテントウ
カシワクチブトゾウムシ
ホホジロアシナガゾウムシ
アシナガオニゾウムシ
ベニカミキリ
ニセオレクギエダシャク
ツマグロハナカミキリ
ホシハラビロヘリカメムシ
ヘラクヌギカメムシ

ウスチャコガネ

ウスチャコガネ
Phyllopertha diversa

観察時期:4月
むしむし度:***

早春に活動するコガネムシの一種。
桜も咲き終わり、緑がいよいよ濃くなりはじめる4月のある晴れた日に、河川敷の芝生でハチかアブのような黒い影が飛び回っていたら本種。
上翅が薄茶色で半透明。和名の由来ともなっている。
偶然にも私の活動範囲内にスポットがあるが、他では全く見かけない。
恐らく他にもたくさんあると思う。
活動時期は短く、二週間ほどで見られなくなる。
近年、メスを全く見かけないので、なんとか撮影できれば。