シオヤトンボ

シオヤトンボ
Orthetrum japonicum

観察時期:4月,5月
むしむし度:**

早春のトンボ一番手。
シオカラトンボに非常によく似ているが、翅の縁紋が本種は淡色なのに対してシオカラトンボは黒である。
また、春先であればほぼ確実に本種だ。5月以降はシオカラトンボと競合する。
人には敏感で、少し近づいただけでも逃げてしまう。
山間部、林縁部の池や川、止水域に多い。


ヨツボシトンボ

ヨツボシトンボ
Libellula quadrimaculata

観察時期:4月,5月
むしむし度:***

早春のトンボ。
京都では深泥池以外での観察記録はない(京都むしむし大博士調べ)。
その深泥池では、シオヤトンボに次いで発生する。
色味が同じなので見分けにくいが、シオヤトンボが地面に停まるのに比べて、本種は枝先に停まることが多い。
翅の前縁の黒い点が名前の由来だが、縁紋も黒いため点は合計8個になるので、ヨツボシ感はあまりない。